それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!

日本人にとってのスタンダードといえるファミリー向けアニメの劇場版第29作目です。
今回の主役は、臆病なライオンの男の子・ブルブル(多部未華子さん演)と、カレーパンマンです。カレーパンマンが主人公格、と知って喜ぶと同時に驚いたファンは多かったのではないのでしょうか。私もその一人でした。劇場版におけるカレーパンマンは、第4作の同時上映で保安官を演じて以降、いい役ではなかったので(笑)。黒幕や、ばいきんまん作成の強力なバイキンメカによって早々に姿を変えられてしまう、というのが定番でした。
それが今回は、アンパンマンの目の前で、滑り落ちたカバオくんを助けるというシーンから「あれ?今回はちょっと違うぞ」という印象を持たせてくれます。そしてそれだけではありませんでした。
ブルブルに先導される形で辿り着いた、宝の隠し場所でみんなバラバラになってしまい、ブルブルとカレーパンマンが同行する形になるのですが、「泣け!もっと泣け!」とブルブルの悩みをしっかり聞いてあげたり、ブルブルを背負ったままでかなりの高度と距離をもつ崖を跳び越えたり、失敗して落ち込む彼に対して「お前が勇気を出してくれて嬉しかったぜ」「やってみないと前には進めないからな。さ、鍵を捜しに行こうぜ」と、今までの鬱憤を晴らすかのような格好よさ。
カレーパンマンとの交流によって勇気に目覚めたブルブルと、カレーパンマンのタッグによる、バイキンメカ「バイキングコング」(このメカのデザインも重厚感があって好きです)とのバトルも疾走感があって好きです。100パーセント以上の回復を果たしたアンパンマンがただアンパンチを放つだけではなく、一区切りあるところもいいです。

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