小さい頃から大好きだった犬夜叉です。

以前の高橋留美子作品とは少し違ったシリアスな内容も有り、ギャグも健在です。

戦国時代へタイムスリップした女子中学生のかごめと、半分妖怪半分人間の半妖の少年、犬夜叉の物語です。
願いを何でも叶えるという四魂の玉の欠片をめぐって繰り返される戦いに恋愛、嫉妬という気持ちが上手く描かれています。
四魂の玉を守る清らかな巫女、桔梗に思いを寄せていた鬼蜘蛛という野党は全身やけどや骨折で動けないので妖怪に魂を捧げ自由な体を手に入れ、邪悪な半妖奈落となります。愛し合っていた桔梗と犬夜叉は奈落に嵌められお互いを憎みながら、犬夜叉は封印され、桔梗は死んでいきます。そして桔梗は四魂の玉が二度と悪しきものの手にわたらぬよう、この世から四魂の玉を消そうとあの世に持っていったのです。
しかし四魂の玉は桔梗の犬夜叉へもう一度会いたいという願いを叶えるため、500年後かごめに生まれ変わり、かごめを戦国の世にタイムスリップさせます。
そこで犬夜叉の封印を解いたかごめとかごめの体内から出てきた四魂の玉で戦国の世に四魂の玉が復活してしまいます。
妖怪との戦いの中でかごめが砕いた四魂の玉の欠片と、かごめの前世の巫女の桔梗と犬夜叉、奈落との関わりから、かごめは戦国時代の戦いに巻き込まれていきます。
そして桔梗の霊力を悪用しようという悪しき鬼妖怪は桔梗の遺骨と墓土で桔梗の肉体を作り、かごめの魂を桔梗の肉体に入れ桔梗を復活させてしまいます。
かごめは魂をあらかた取り戻したが桔梗の中に魂は少し残ってしまいます。
前世の自分と今世の自分が同時に存在してしまい、お互いが犬夜叉に対して持つ感情に振り回され嫉妬します。そして奈落との壮絶な戦いも全ては嫉妬から始まったものでした。
人間の醜い感情から全ては始まり、終わっていく。
桔梗の魂は最後は救われ、犬夜叉の手の中で二度めの死を迎え、桔梗は全てをかごめに託します。
それまでの桔梗とかごめの葛藤を思うととても感動的です。
登場人物の人間関係や感情がこの物語の要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です