絶対家族で見るべきです。

対象年齢の広い家族モノアニメ映画です。

監督の細田守さんが脚本も担当しているそうですね。老若男女様々なキャラクターが登場するのですが、そのそれぞれが高いリアリティーで描かれていて、誰が見ても誰かに感情移入できるような、そんな印象を受けました。
ミライちゃんが主人公なのかと思いきや、ミライちゃんはヒロインでしたね。笑えるけどジーンと来る、けど安心して見れる作品でした。
逆に全年齢対象にすることによって、マニアックな要素が排除されがちなのは、仕方がないこととはいえ物足りなく感じました。ミライちゃんがチクチクチクチクするシーンくらいでしょうか。笑えましたね。
全体の流れとしては、主人公であるくんちゃんが現実で問題を抱え困ったところで、庭にある一本の木(ずっと昔からあって、世代をつないでいる)を媒介に過去や未来に向かい解決し、また元の世界に戻ってくるというものでした。
シーンとシーンのつながりはわかりやすかったのですが、序盤のシーンが伏線となってラストシーンにつながる力が弱かったかなと感じます。
それでもそれぞれのシーンの出来は素晴らしく、連続短編を見ているような気持ちにさせられました。特にくんちゃんが迷子になる話は大人の私でさえ恐怖心を煽られましたし、おじいちゃんのバイクに乗る話は、非常にワクワクさせられました。

また一番心に刺さったシーンはママが小さい頃の話です。

ああやってヒステリックに怒られるママを見て、そういう子育てをしている家庭を皮肉しているようにみえてものすごくゾッとしましたし、よくやってくれたとも思いました。上から叱りつけるような教育は良くないですよね。
中学生のミライちゃんが戻ってきてた目的が弱い感じがしましたね。すべてくんちゃんの妄想だったのでしょうか。
とはいえ全体的に非常に高いクオリティを保った作品でした。親子で見るのがおすすめです。

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